●親知らずは絶対に抜かなくてはいけないと言うことはありません。
●
ブラッシングできる環境にある所に生えていれば良いのです。
●ですからきちんと生えていて小さな虫歯であれば普通に虫歯治療すれば良いです。
●
ただし横に生えていたり、ちょっとだけ出ていたりしてひどい虫歯になる、痛み・膿・熱がでる、腫れる、口が開きにくくなる,口臭が するなどの症状があればやはり抜くことになります。
<親知らずが虫歯でも抜かない症例>
上の虫歯の親知らずを治療しブリッジ補綴
<上の親知らず>
●しっかりはえていて年齢が若ければ(40歳ぐらいまで)、あっというまに抜けて後で痛むこともほとんどあません。
●
しかし炎症を何度も繰り返しているものや骨を削らないと出てこないものや歯根が曲がっているもの、歯と骨が癒着している歯を抜く と腫れたり痛んだりすることがあります。
<下の親知らず>
●まっすぐに生えていれば簡単に抜けるケースがほとんどですが、横にはえていたり、もぐっていたり、歯根が曲がっていたり、虫歯や 歯肉の症状がひどいケースの場合、抜いた後に痛みや腫れが出ます。
●
また抜く際に歯肉を切開剥離、骨削合、歯根分割が必要とされる場合1週間ぐらい痛みや腫れが続く事もあります。
●上も下も抜いた後の症状には個人差がありますのでご了承ください。
●あと若いうちに抜く方が骨が柔らかいため、抜きやすいし治癒も早いです。